【前半】中小企業診断士1次試験でやったらもったいない勉強法は?実体験をつづります。

新卒3年目さん

中小企業診断士の勉強って、大変ですね…

コンシェルジュ先輩

どうしたの?

新卒3年目さん

1次試験の勉強をしていますが、全然時間が足りなくて…

新卒3年目さん

このままでは、受験日までに勉強が終わるか心配です…

コンシェルジュ先輩

ボリューム多いし、初めての領域もあるから不安だよね

コンシェルジュ先輩

自分も勉強法には苦労したから、その経験から感じたことをお話ししましょう

新卒3年目さん

ぜひ、お願いします!

この記事では、中小企業診断士1次試験の勉強において「やったらもったいない勉強法」について解説していきます。

実体験をもとに記載しています。役立つ点があれば、取り入れてもらえると嬉しいです。

この記事を読んでほしい人

  • 中小企業診断士の1次試験まで時間がなく焦っている方
  • 現在の勉強法で大丈夫か、試行錯誤しながら勉強している方
  • 中小企業診断士の勉強を始めようか悩んでいる方

今回の記事でわかること

  • ボリュームが多い中小企業診断士1次試験を効率的に勉強するための方法がわかる
  • テキストと過去問をもとに、何度も復習しやすいオリジナル教材を仕上げることが大事
  • 出題頻度が高い過去問を短期間で2回解くことで、理解度と自信を高める
目次

もったいない勉強法1:1科目が一通り終わってから過去問を始める

コンシェルジュ先輩

現在、どのように勉強してるの?

新卒3年目さん

1科目を一通り勉強してから、過去問を解いています

コンシェルジュ先輩

その方法だと、過去問やるときに、ほぼ覚えてないでしょ?

新卒3年目さん

そうなんです…

実は、私も最初に勉強した企業経営理論で、上記の勉強法をやっていました。

企業経営理論の講義動画を聞き、テキストを読んで一通り勉強した後に、「過去問を解くぞ!」と過去問に取り組みましたが、「やばい、全然覚えてない」という状況に陥りました。

結局、テキストをもう一度読んで過去問を解くことになり、想定以上に時間を消費してしまいました。

この反省を活かし、財務・会計からは、1ブロック勉強したら、すぐに過去問を解くことで、理解度を高めていく方法に切り替えました。

過去問を解いて、頻出の領域・覚えるべき内容に蛍光ペンでマーキングしたり、テキストの余白に書き込みました。

そのときは気づきませんでしたが、これが6月以降に威力を発揮することになります。(その体験は後半編でお話しします)

テキストと過去問をもとに、優先度が高い情報がわかる・網羅したオリジナル教材に仕上げることで、2回転目以降の反復学習で大きな威力を発揮する。

もったいない勉強法2:「多くの過去問」を解こうとしている

コンシェルジュ先輩

過去問はどんな感じで解いてるの?

新卒3年目さん

直近3年の過去問を順番に解いています

新卒3年目さん

1年単位で解いてみて、何点取れたかをチェックしています

コンシェルジュ先輩

その方法だと復習が大変じゃない?テキストをあっちこっち確認しないといけないので

新卒3年目さん

そうなんです…

中小企業診断士試験に問わず、過去問は非常に重要です。ただ、過去問の使い方にも注意が必要です。

実は、私も最初は年度別の過去問を解きました。

ただ、解説を読むときに、設問ごとにテキストのページが飛ぶので、復習に時間がかかりました。加えて、「テキストに載っていない誰も解けない問題」を解くことに、すごくストレスを感じました。

そこで、同文館の「過去問完全マスター」に切り替えました。

本書は、テーマ別に優先度が高い設問が整理されており、類似の設問が続きます。同じテーマの過去問を集中して解く&解説を読むことで、自然と知識が整理され、復習の時間も短くなりました。

できるだけ無駄を省いて勉強することは、すごく重要だと思います。

中小診断士の勉強範囲は非常に広いが、4割間違っても合格できる。誰もできない過去問を解いて満足しないようにしましょう。出題頻度が高い過去問に時間を割くことが大事。

もったいない勉強法3:過去問を1回解いて、解けなくて落ち込む

コンシェルジュ先輩

ちなみに、過去問は何回解いたの?

新卒3年目さん

1科目、1回ずつ解きました

コンシェルジュ先輩

それの方法だと、もったいないよ。

新卒3年目さん

え!そうなんですか?

過去問は「解く」ではなく、「知識を整理する」ために使うべきです。

私はテーマ別の過去問題集に切り替えてから、1テーマが終わると、すぐに過去問を使って【1】設問文と選択肢を読む→【2】数秒だけ考える→【3】すぐに答え・解説を読む→【4】抜けている情報をテキストに書き込む、という流れで勉強するようになりました。

最初に過去問を解いたときは、10問中3問ぐらいしか正解できないテーマもありましたが、あまり時間をおかずに過去問を再度解いたところ、10問中9問ぐらいは正解できました。

しかも、2回目は「選択肢のどこが不適切か」「どこが正解か」を判断しながら回答することができるため、あたかも「自分って、天才?」と錯覚します(笑)。

過去問の使い方は間違えないようにしましょう。

過去問は「解く」ではなく、「知識を整理する」ために使う。過去問を短期間で2回解き、2回目は「選択肢のどこが間違っているか?」を考えることで、理解度アップと自信につなげていく。

まとめ

本記事では、「【前半】中小企業診断士1次試験でやったらもったいない勉強法は?実体験をつづります」として、中小企業診断士の勉強方法を紹介しました。

私個人の経験が多く入っていますが、参考になる部分があれば嬉しいです。

【前半】中小企業診断士1次試験でやったらもったいない勉強法は?実体験をつづります。

  • テキストと過去問をもとに、優先度が高い情報がわかる・網羅したオリジナル教材に仕上げることで、2回転目以降の反復学習で大きな威力を発揮する
  • 誰もできない過去問を解いて満足しない。出題頻度が高い過去問に時間を割くことが大事
  • 過去問は「知識を整理する」ために使う。過去問を短期間で2回解き、2回目は「選択肢のどこが間違っているか?」を考えることで、理解度アップと自信につなげていく

中小企業診断士は難関資格ですが、正しく勉強すれば、1~2年で合格できます。また、サイトでは独学で合格できるコンテンツを配信しています。

ぜひ、できるビジネスマンへの第一歩として、中小企業診断士の勉強を考えてみてください。

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この記事を書いた人

中小企業診断士(令和2年度合格)

令和元年度、1次試験合格(通信講座)
その年の2次試験はあえなく不合格。
翌年は3ヶ月の完全独学で2次試験に合格。

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